ネイリストになりたいならネイルスクールに通うのが近道!
もしあなたが趣味ではなく、「プロのネイリストになりたい」と思っているなら、ネイルの勉強をする方法は主に3つあります。
- 市販のテキストを読んで独学
- 通信教育で勉強
- スクールに通って学ぶ
独学はもっとも費用が掛からない勉強法です。コストを極限まで削ってネイル技術を学びたい方には最適ですが、テキストを読む、DVDでプロネイリストの指さばきを見ながら勉強する等、かなり一方方向の方法ですね。
間違った施術方法をそのまま覚えてしまったり、それを矯正してくれる人がいないために、プロの技を基本から学ぶのが難しく途中で挫折する可能性があります…。
通信教育も費用を抑えて自分の好きな時間に学べ、プロ仕様の用品を購入出来る点などに関してはメリットがあります。ところが通信の場合はそばに講師がいて直接指導してもらえないため、高度な技術になるとどうしても完全習得は難しくなります。
通信教育や独学の場合、プロネイリストとして必要な資格取得でも不利ですよね。プロとしてネイルサロンで仕事をしようと思えば、JNECネイル技能検定試験やJNAジェルネイル技能検定試験などの資格は必須です!
ところがこれら試験は、座学だけではなく実技試験も行われるため、テキストを読んで理論だけを頭に入れれば良いものではありません!プロの講師にきちんと施術レベルをチェックしてもらい、変な癖は早めに矯正し、正しい施術で試験合格を目指す必要があります。
ネイルスクールに通う場合、学費が掛かる点や通学に時間やお金が掛かる点はマイナスですが、それと引き換えにスクールではネイルケアやネイルアートの基礎が学べますし、試験対策も完璧!スクールには同じ目標を持つ仲間もいて励まし合いながら勉強出来る点も魅力です。
- 独学で間違った施術法や施術の癖がつくリスクを回避する
- 試験対策で確実に資格を取得する
- スクールで就職先を斡旋してもらう
確実にプロネイリストになりたいならスクールに通うのが確実です!
「JNECネイル技能検定試験」は必要な資格
ネイリストには国家資格が存在しないため、未熟なネイリストが「私はプロのネイリストです」と言ってネイル施術を行っても、罰則はありません。ただ未熟なネイリストでは「左右の仕上がりが全然違う」「ジェルネイルが剥がれた」「グリーンネイルになった」などのトラブルが頻発してしまいます…!
そこで民間資格の「JNECネイル技能検定試験」や「JNAジェルネイル技能検定試験」を受験し、合格する事でお客様に安心して施術を受けてもらえる流れが今の主流です。無資格のままネイルサロンに就職しても、そのままではお店でネイリストとしてすぐに働く事は出来ません。
プロのネイリストとして即戦力になりたいなら、スクールで資格を取得しある程度の技術や知識を身に付けてからネイルサロンで働くのが一番!
特にJNECネイル技能検定試験は、ネイリストとしての実力を証明するために毎年多くの方々が受験している有名な資格。もちろんネイルサロンでも有資格者は採用時にも優遇されます。
プロのネイリストとして活躍したいなら、JNECネイル技能検定試験は是非合格しておきたいですね。
独学で受かるのは難しい
ネイルサロンで働くためには、出来るだけ資格を取得しておくのがおすすめです!資格があればネイリストとしての実力を客観的に評価してもらえている証拠。ネイルサロンで働くのはもちろん、自宅サロン開業でも有資格者かどうかは非常に重要です!
プロネイリストとして活躍出来るかどうかは資格の有無に大きく左右されますが、この大事なJNECネイル技能検定試験の上位級を独学で合格を勝ち取るのは難しいと言われています。
この資格には筆記試験と実技試験があり、筆記試験はテキストを読み過去問を解く事で合格ラインまで達する事はできても、実技試験で失敗してしまう可能性があります…。
自己流のネイリストはネイルニッパーの使い方が下手だったり、左右対称に仕上げが出来ないなど仕上がりに問題があったり、器具の使い方を間違えるなどで合格しにくいと言われています。何度も不合格になるとモチベーションも低下しプロのネイリストへの道を諦めてしまうかもしれません。
ずっと独学で勉強していたネイリストが限界を感じ、スクールを受講したと言うお話も実際に聞きます。独学で失敗してしまうと自己流の施術方法が身に付いてしまい矯正するのは容易ではありません。趣味でネイルを楽しむなら問題ありませんが、プロになるならスクールで基礎から正しい施術方法を学ぶ方が安全で確実です!
独学で勉強して受かりそうな試験としては「JNAジェルネイル技能検定試験・初級」があり、この試験では基本のネイルケアとポリッシュカラーリング、そして一部ジェルアートを施すだけの簡単な施術となっています。ただこの試験もネイルケアの基本をしっかり押さえていないと不合格になる可能性があるため、しっかりした勉強が必要です。
独学はスクールと比較するとモチベーションの維持が大変
独学はスクールと比較していくつかデメリットがあります。大きく分けると以下の2点です。
- 目標設定がしにくく、教材選びも全て自己判断のため挫折しやすい
- 指導してくれる講師や同じ目標を持つ生徒との交流がなく、モチベーションが維持しにくい
スクールの場合、入学すると「約1年半後に卒業。JNAジェルネイル技能検定・1級試験とJNECネイル技能検定試験・上級、さらにJNA認定ネイルサロン衛生管理士の資格を取得する」などの目標設定が出来ており、そこに向かってカリキュラムをこなしていけば良いのです!
ところが独学の場合は「どこから手を付けていいのか分からない」、「どんな教材(テキストやDVD)を参考にすればいいのか?」、「どのレベルになったら試験が受けられるのか?」など全て自分の判断で行わなければなりません。適切な指導をしてくれる人がいないと、知らない間に意欲が低下して挫折する可能性もあります。
スクールですと講師や同じクラスの生徒と励まし合い前に進めるのですが、独学は一人で勉強しなければならずモチベーションが維持しにくい点もデメリットとなります。他の生徒がメキメキと上達しているのを見れば「よし!私も頑張ろう!」と意欲が掻き立てられますが、一人ではなかなか前向きになれない事もありますよね?
独学でプロのネイリストになろうと思えば、人一倍強い向上心や意思、努力し続けられる意欲が必要なのです。
スクールに通えばネイリストを目指す仲間ができる
私は都内のネイルスクールに約2年間通い、ネイルケアの基本からフレンチスカルプチュア、デザインスカルプチュア、ネイルアートなど上級技術や接客技術などをマスターしてネイルサロンに就職しました。2年間もスクールに通うとかなりの負担になったように感じられますが、幸いな事にスクールには同じ道を志すクラスメートがいて、いつも励まし合い、情報を交換しあって楽しく勉強出来たのです!
特に仲良くしてもらえた同じスクールの生徒が2人いて、電話やメールで良く交流していました。「今日は〇〇先生の講義だったけど、あの先生は厳しい言い方するから嫌い!」、「〇〇先生は優しくていいよね~」と愚痴や文句を言ってみたり、「キューティクルニッパーの使い方がやっぱりよく分からない!」、「今度教えてあげるよ」と仲間内で用具の使い方や施術をチェックしたりと支え合ってあっという間の2年間でした。
今では仲良しグループ3人共別々のネイルサロンで働いていますが、仕事で詰まった時、嫌なお客様が来た時は愚痴を言ったり弱音を吐いたりしています。あまり良い事ではないかもしれませんが、本音が吐き出せるお友達がいるのは安心出来ますよ。
ネイルスクールで見つけた仲間は今でも、私にとって大事な仲間です!